論集中世の文学
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書誌事項
論集中世の文学
明治書院, 1994.7
- 散文篇
- 韻文篇
- タイトル別名
-
中世の文学 : 論集
- タイトル読み
-
ロンシュウ チュウセイ ノ ブンガク
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注記
久保田淳経歴,東京大学における講義題目一覧,著作一覧: 散文篇:p305-316. 韻文編:p391-402
収録内容
- 散文篇: 屋代本と覚一本の間 : 平家物語の「成立」と「語りを考えるために / 松尾葦江
- 八坂流の発生 : 「平家」語りとテクストにおける中世と近世 / 兵藤裕己
- 「足摺」考 : 『平家物語』を中心に / 左伯真一
- 中世兵法伝承一斑 : 慈恩(音)をめぐって / 堀口育男
- 院政期文学における橘氏と中原氏 : 覚書 / 伊東玉美
- 王権のトポロジー : 『古事談』巻六亭宅篇試論 / 小島孝之
- 宇治拾遺物語と和歌の時代 : 後鳥羽院、定家らをめぐって / 浅見和彦
- 『たまきはる』の車にまつわる思い出について / 三角洋一
- 『行者用心集』所収「徒然種抜書」について : 存海と『徒然草』 / 落合博志
- 徒然草享受の一系譜 : 正徹・『文学界』・小林秀雄をめぐって / 島内裕子
- 祈雨と中世の芸能 / 石黒吉次郎
- <二人静>の古態 : 「一人静」の可能性をめぐって / 山中玲子
- 能「重衡」を読む / 松岡心平
- 中世史劇としての狂言 / 橋本朝生
- 西行法師見返松之縁起(翻刻・解説) / 久保田淳
- 韻文篇: 梁塵秘抄の時空 / 鈴木日出男
- 恋歌のことばとかたち : 「恋死」の歌をめぐって / 松本真奈美
- 王朝表現史管見 : 源経信の一首「月かげの澄みわたるかな天のはら雲ふき払ふ夜半の嵐に」とその周辺 / 近藤みゆき
- 法性寺忠通家月三十五首を読む / 加藤睦
- 藤原道経の和歌 / 田仲洋己
- 『為忠家両度百首』に関する一考察 : 結題の詠法をめぐって / 家永香織
- 山家集の成立 / 西沢美仁
- 西行の鈴鹿山の歌と「ことばのよせ」 : 院政期の縁語・掛詞意識 / 渡部泰明
- 花に物思ふ春 : 式子内親王A百首考 / 久富木原玲
- 定家『二見浦百首』の構想 / 上野一孝
- 新古今直後の和歌 : 試論 / 村尾誠一
- 大懺法院の舎利報恩会と和歌 / 谷知子
- 実朝詠「たまくしげ箱根のみうみ」の検討 : 「けけれ」「たゆたふ」から / 石川泰水
- 順徳院と父と師と : 和歌の道を中心に / 藤田百合子
- 正徹のまなざし / 伊藤伸江
- 『倒痾集』について : 英甫永雄の生涯と文学 / 堀川貴司
- 藤川百首和哥(翻刻・解説) / 久保田淳
内容説明・目次
- 巻冊次
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散文篇 ISBN 9784625411090
目次
- 屋代本と覚一本の間—平家物語の「成立」と「語り」を考えるために
- 八坂流の発生—「平家」語りとテクストにおける中世と近世
- 「足摺」考—『平家物語』を中心に
- 中世兵法伝承一斑—慈恩(音)をめぐって
- 院政期文学における橘氏と中原氏覚書
- 王権のトポロジー—『古事談』巻六亭宅篇試論
- 宇治拾遺物語と和歌の時代—後鳥羽院、定家らをめぐって
- 『たまきはる』の車にまつわる思い出について
- 『行者用心集』所収「徒然種抜書」について—存海と『徒然草』
- 徒然草享受の一系譜—正徹『文学界』・小林秀雄をめぐって
- 祈雨と中世の芸能
- 〈二人静〉の古態—「一人静」の可能性をめぐって
- 能「重衡」を読む
- 中世史劇としての狂言
- 西行法師見返松之縁起(翻刻・解説)
- 巻冊次
-
韻文篇 ISBN 9784625411106
目次
- 梁塵秘抄の時空
- 恋歌のことばとかたち—「恋死」の歌をめぐって
- 王朝表現史管見—源経信の一首「月かげの澄みわたるかな天のはら雲ふき払ふ夜半の嵐に」とその周辺
- 法性寺忠通家月三十五首を読む
- 藤原道経の和歌
- 『為忠家両度百首』に関する一考察—結題の詠法をめぐって
- 山家集の成立
- 西行の鈴鹿山の歌と「ことばのよせ」—院政期の縁語・掛詞意識
- 花に物思ふ春—式子内親王A百首考
- 定家『二見浦百首』の構想
- 新古今直後の和歌試論
- 大懴法院の舎利報恩会と和歌
- 実朝詠「たまくしげ箱根のみうみ」の検討—「けけれ」「たゆたふ」から
- 順徳院と父と師と—和歌の道を中心に
- 正徹のまなざし
- 『倒痾集』について—英甫永雄の生涯と文学
- 藤川百首和歌(翻刻・解説)
「BOOKデータベース」 より