たべもの芳名録
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たべもの芳名録
(文春文庫)
文芸春秋, 1992.1
- タイトル読み
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タベモノ ホウメイロク
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内容説明・目次
内容説明
鳴るは鍋か、風の音か。きぬぎぬの朝はやはり湯豆腐がふさわしい。また例えば、むかし花柳界では接吻をオサシミと呼んだがその謂れとは、等々。究極の愉悦とは、官能と精神がぴったりと結びついていなければならぬ、という。日々の食を材に、さりげないウンチクをかたむける芳醇端麗の語り。この作家ならではの美味探究の一冊。
目次
- 鮓が来そうな日
- ヒヨシガリの海
- 肉それぞれの表情
- 飲茶永日
- 鯛の鯛
- サラダと人情
- じゃがいも畑のじゃがいも作り
- 天ぷら盛衰記
- 丸にうの字
- 鮎の顔つき
- カレー党異聞
- 鯵の味、鯖の味〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より