鬼女の鱗 :
著者
書誌事項
鬼女の鱗
(文春文庫, . 宝引の辰捕者帳||ホウビキ ノ タツ トリモノチョウ)
文芸春秋, 1992.2
- タイトル読み
-
キジョ ノ ウロコ
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内容説明・目次
内容説明
宝引の辰は千両町ではちょっといい顔の岡っ引。千種の股引に茶弁慶の羽織、帯には十手が突っ込んである。色が黒く、目は大きく、よくない人相の男だが、十手さばきはしつこいくらいに真面目そのもの。手先の松吉を使って、皆目不可解な事件をあざやかに謎解きする。まず手始めは、千両小町とうたわれた、お桃殺しの一件だ。
目次
- 目吉の死人形
- 柾木心中
- 鬼女の鱗
- 辰巳菩薩
- 伊万里の杯
- 江戸桜小紋
- 改三分定銀
「BOOKデータベース」 より