会津藩の女たち : 武家社会を生きた十人の女性像
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会津藩の女たち : 武家社会を生きた十人の女性像
恒文社, 1994.7
- タイトル読み
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アイズハン ノ オンナタチ : ブケ シャカイ オ イキタ ジュウニン ノ ジョセイゾウ
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内容説明・目次
内容説明
武家という男性社会が作りだした規範の中で、強く、したたかに、精いっぱい生きた女性たちの姿を描く。女性史研究に取り組む著者は、地方に埋もれていた女性の手になる文学作品を発掘し、そこから彼女たちの叫びや怒り、喜びや悲しみを丹念に読み取ろうとする。そうした作業をとおして生まれた本書は、“会津”という一地域の、主として武家階級の女性たちを取りあげ、その足跡をたどりながら、郷土の歴史を女性の視座から見つめなおす。
目次
- 第1部 江戸前期の女たち(祖心禅尼—将軍・家光の心の師;会津と武田家の女—信玄の娘たち;藤木いち—「花嫁道中記」を書き残した会津藩家老の娘;下賜妻のたたかい—会津藩主・松平正容の拝領妻たち)
- 第2部 幕末・明治期の女たち(関山通子—幕末・明治を生きた女流歌人;おふみさん—白虎隊士の母;日向すみ—斗南藩開拓をささえた妻;仁侠の女・菊地良—『神保雪小伝覚書』の著者;湯浅やえ—講道館の母;松平照子—鶴ヶ城篭城戦のシンボルとして、歌人として)
- 付録 会津藩の女子教育について
「BOOKデータベース」 より