日本の深層 : 縄文・蝦夷文化を探る
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書誌事項
日本の深層 : 縄文・蝦夷文化を探る
(集英社文庫)
集英社, 1994.6
- タイトル読み
-
ニホン ノ シンソウ : ジョウモン エゾ ブンカ オ サグル
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内容説明・目次
内容説明
かつて東北は文化の先進地だった。亀ケ岡式土器に代表されるように、繊細で深みのある高度な縄文文化が栄えたのである。著者は東北各地を旅しながら、宮沢賢治など詩人たちの心の深層に耳を傾け、また土着の信仰や祭りの習俗・アイヌの言葉に、日本人の隠された魂の秘密を探り当てる。原日本文化論の新たな出発点を印す意欲作。
目次
- 序章 日本文化の源流を探る
- 1章 大和朝廷の前線基地、多賀城
- 2章 「大盗」もふれえなかった平泉文化の跡
- 3章 宮沢賢治の童話の語る日本人の隠された心の深層
- 4章 山人と神々の声のこだまする遠野
- 5章 強い自負と奔放な想像力をもつ東北の詩人たち
- 6章 洞窟の奥深く隠されたもの
- 7章 みちのくの果てに栄えた華麗な文化
- 8章 ディオニュソス的空想と熱狂の地、津軽
- 9章 「おしらさま」の意味するもの
- 10章 生霊、死霊の故郷、出羽三山
- 終章 新たな文化原理の発掘
- 会津魂の深層
- 山形紀行
「BOOKデータベース」 より