大路(タールー) : 朝鮮人の上海電影皇帝
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大路(タールー) : 朝鮮人の上海電影皇帝
新泉社, 1994.6
- タイトル読み
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タールー : チョウセンジン ノ シャンハイ デンエイ コウテイ
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注記
金焔関連年表:p321〜324
内容説明・目次
内容説明
1910年、ソウルに生まれ1930年代上海映画のトップスターとなった朝鮮人・金焔。彼をめぐる中国映画人の愛と友情。一人の男優の生涯が朝鮮・中国現代史を照らし出す。
目次
- 第1章 明月食堂のおばさん—「私たちは女学校で、毎朝、皇国臣民の誓いを暗誦させられたんよ」
- 第2章 秦怡—「中国では、あの人ほどの男優はいなかった」
- 第3章 田漢—「酒、音楽、映画は、人類の三大傑作である」
- 第4章 金路—「母は私たち子どもに、いつもアリランを歌ってくれた」
- 第5章 沈寂—「無声映画の女王・阮玲玉は、金焔のよき相手役でした」
- 第6章 王人美—「金焔は映画で時代を表現しようとしていた」
- 第7章 于藍—「私の夫の田方は金焔の友情を感じて、彼のことを金兄さんと呼んでいた」
- 第8章 秦怡—「日本軍爆撃下の重慶で、私はおなかの子と共に生きようと思った」
- 第9章 杜宣—「今私が座っている椅子、この椅子は金焔が作ってくれたんだよ」
- 第10章 劉〓—「私たち中国人は日本人に対して当然良い感情を持っていませんでした。でも映画人たちは生活のために上海で映画の仕事を続けていました」
- 第11章 金学鉄—「せんめつした日本兵のリュックを調べてみると、ハングルの短篇小説が出てきました。ああ、殺さなくてもよかったのに、と思いました」
- 第12章 呉祖光—「秦怡は不幸な女性だよ」
- 第13章 秦怡—「あの人は最期の三十時間、ずっと私を見つめていた」
「BOOKデータベース」 より