最後の宦官 : 溥儀に仕えた波乱の生涯
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最後の宦官 : 溥儀に仕えた波乱の生涯
(河出文庫)
河出書房新社, 1994.6
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サイゴ ノ カンガン : フギ ニ ツカエタ ハラン ノ ショウガイ
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注記
訳者「斌華,衛東」は(誤植)
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784309472690
内容説明
中国清朝末期に当たる20世紀初頭、天津郊外に貧農の子として生を受けた孫耀庭は、十歳の時、両親への孝を誓って自ら〈宦官〉になることを願い出た。最後の皇帝・愛新覚羅溥儀に側近として仕え、皇后・婉容の寵愛をも享受するに至った孫耀庭が間近に見たものは…。知られざる紫禁城の最深部から北京胡同の混沌まで、大清帝国の落日に染まる近代中国を括写した迫真のドキュメント前編。
目次
- 静海
- 都の風
- 載濤府
- 紫禁城へ
- 神秘の紫禁城
- 皇帝溥儀
- 動乱の紫禁城
- 清朝の終焉
- 巻冊次
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下 ISBN 9784309472706
内容説明
中華民国政府の優待措置により命脈を保っていた清朝皇室は、一九二四年、馮玉祥のクーデターによって紫禁城を追われた。自らの意志に反して歴史の激流に呑み込まれる結果となった若き〈宦官〉孫耀庭は、近代化という変革の大波の中に〈宦官〉である自己の身体をあずけ、翻弄される。清朝末期から文化大革命までを生き抜いた“最後の宦官”が見た、もう一つの中国近現代史後編。
目次
- 町の中へ
- 江湖人
- 再挑戦
- 呉老公
- 満州国
- 白雲観
- 立馬関帝廟
- 新しい時代
「BOOKデータベース」 より