赤かぶ検事の法廷毒本
著者
書誌事項
赤かぶ検事の法廷毒本
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1994.6
- タイトル読み
-
アカカブ ケンジ ノ ホウテイ ドクホン
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内容説明・目次
内容説明
法廷は犯罪よりもミステリアス。〈捜査〉から〈再審〉まで、法廷推理の第一人者がミステリータッチで説き明かす“法廷の内幕”。「赤かぶ検事」「猪狩弁護士」たちは、どのような法廷戦略でドンデン返しの勝利をおさめていったのか。もっともわかりやすく、もっとも面白い刑事手続の入門書。犯罪はヒトゴトではない。いざという時役立つ必読書。
目次
- 1 逮捕状がなくても逮捕される
- 2 「弁護士を呼べ!」
- 3 どういうとき、逮捕状が出るか?
- 4 勾留とは、どういうこと?
- 5 証拠としての陰毛—身体検査令状
- 6 許される別件逮捕と違法な別件逮捕
- 7 “名前のない”被告人
- 8 伝聞証拠とは、どういうこと?
- 9 信用できない自白—三つのポイント
- 10 警官の犯罪—付審判の請求
- 11 誰が告訴できるのか?—「ささやきの小路」事件
- 12 正当防衛と偶然防衛
- 13 七二時間のトリック—勾留請求までの時間
- 14 奇怪きわまりない“魔の条文”
- 15 裁判官の合議の秘密
- 16 時効成立せず?—公訴時効と刑の時効
- 17 盗品を買っても、自分の所有になる場合
- 18 “再審の狭き門”は開かれた
- 19 日本の刑事裁判—その本流をたどれば…
- 20 アメリカの陪審裁判と日本の陪審制
「BOOKデータベース」 より