宮沢賢治・不条理の火と聖性 : 『貝の火』をめぐって

書誌事項

宮沢賢治・不条理の火と聖性 : 『貝の火』をめぐって

清水正著

鳥影社, 1994.5

タイトル読み

ミヤザワ ケンジ フジョウリ ノ ヒ ト セイセイ : カイ ノ ヒ オ メグッテ

注記

発売 : 星雲社

内容説明・目次

内容説明

賢治童話の最高傑作に位置する『貝の火』をてんかん病理的側面から照明をあて賢治の人間像、童話の全体構造を解析。

目次

  • ホモイの存在性格
  • 〈けたゝましい声〉とある何ものか
  • ホモイの内なる闇
  • 空からヒュウと矢のやうに降りて来たもの
  • ホモイの熱病—〈もじゃもじゃの鳥の子〉と「多分ひばりでせう」をめぐって
  • ホモイの歓喜・光と風—〈川〉という《試み》の現場
  • 〈選ばれた者〉ホモイ—〈熱病〉と〈てんかん〉と切迫した時性
  • 〈貝の火〉の贈呈—新たなる《試み》の開始
  • 〈貝の火〉をめぐる両親の反応—期待されている息子ホモイ
  • 〈貝の火〉の意味—母親の性格と錯誤
  • 権力の美酒・ホモイの対他関係—〈大将〉ホモイと〈けらい〉狐のかけひき
  • ホモイの〈大将〉意識と〈恥〉意識—成り上がりの権力者と媚び追従者の輩〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN11307113
  • ISBN
    • 4795275688
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    諏訪 ; 東京
  • ページ数/冊数
    241p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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