宮沢賢治・不条理の火と聖性 : 『貝の火』をめぐって

Bibliographic Information

宮沢賢治・不条理の火と聖性 : 『貝の火』をめぐって

清水正著

鳥影社, 1994.5

Title Transcription

ミヤザワ ケンジ フジョウリ ノ ヒ ト セイセイ : カイ ノ ヒ オ メグッテ

Available at  / 37 libraries

Note

発売 : 星雲社

Description and Table of Contents

Description

賢治童話の最高傑作に位置する『貝の火』をてんかん病理的側面から照明をあて賢治の人間像、童話の全体構造を解析。

Table of Contents

  • ホモイの存在性格
  • 〈けたゝましい声〉とある何ものか
  • ホモイの内なる闇
  • 空からヒュウと矢のやうに降りて来たもの
  • ホモイの熱病—〈もじゃもじゃの鳥の子〉と「多分ひばりでせう」をめぐって
  • ホモイの歓喜・光と風—〈川〉という《試み》の現場
  • 〈選ばれた者〉ホモイ—〈熱病〉と〈てんかん〉と切迫した時性
  • 〈貝の火〉の贈呈—新たなる《試み》の開始
  • 〈貝の火〉をめぐる両親の反応—期待されている息子ホモイ
  • 〈貝の火〉の意味—母親の性格と錯誤
  • 権力の美酒・ホモイの対他関係—〈大将〉ホモイと〈けらい〉狐のかけひき
  • ホモイの〈大将〉意識と〈恥〉意識—成り上がりの権力者と媚び追従者の輩〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BN11307113
  • ISBN
    • 4795275688
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    諏訪 ; 東京
  • Pages/Volumes
    241p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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