530億匹の闘い : ウリミバエ根絶の歴史
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530億匹の闘い : ウリミバエ根絶の歴史
築地書館, 1994.9
- タイトル別名
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530億匹の闘い
- タイトル読み
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530オクヒキ ノ タタカイ : ウリミバエ コンゼツ ノ レキシ
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内容説明・目次
内容説明
ある害虫をある地域から一匹残らず殺してしまうなどということが果してできるものなのだろうか。沖縄の農業に甚大な被害を与えてきた害虫ウリミバエを根絶するために、大量の殺虫剤を使いつづけることなどできない…。530億匹ものハエを飼育、不妊化し、野生のハエと交尾させることで、この害虫との20年戦争に、農薬を使わずに勝利した、沖縄のひとびとの粘り強い闘いと、新しい害虫防除法へのメッセージ。
目次
- 不妊虫放飼法の生い立ち
- 急速な北上—本土も危ない
- 不妊虫がたりない—久米島の実験
- 害虫を大量生産する
- 自然へどう放すか
- 家畜化したミバエ—交尾時間がちがう
- ミバエ生産にもQCを導入
- 動きだしたミバエ工場
- 立ちはだかる難関—宮古群島根絶をめざして
- 召し上がれ、沖縄の野菜を—根絶達成
「BOOKデータベース」 より