次郎物語
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次郎物語
(角川文庫)
角川書店, 1987.4-1987.6
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- 5
- Title Transcription
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ジロウ モノガタリ
Available at / 3 libraries
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1BK/913.6/Sh53/11206237090,
2BK/913.6/Sh53/21206237104, 3BK/913.6/Sh53/31206238593, 4BK/913.6/Sh53/41206238607, 5BK/913.6/Sh53/51206238615 -
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Note
5の巻末: 解説及び年譜
Description and Table of Contents
- Volume
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3 ISBN 9784041192054
Description
里子、家の没落、母の死と打ち続く試練に耐えながら次郎はたくましく成長し、中学生になった。次郎を取り巻く世界も大きく広がり、幼時彼を悩ませた祖母の存在も気にならなくなり、兄の恭一との間には兄弟愛が芽生えた。そんなある日、次郎は中学で1人の先生と出会う。後に彼の運命を決定することになる朝倉先生である。「次郎物語」第3部は、外に向かって躍動しようとする次郎の姿を生き生きと描く。
- Volume
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4 ISBN 9784041192061
Description
次郎は中学5年になった。ある日、次郎の学校に事件が持ち上がる。次郎たちが日ごろ尊敬している朝倉先生が、さる座談会で5.15事件の批判をしたことから中学校を追放されることになったのである。留任運動が起こり、正義感に目ざめた次郎は、血書による嘆願を主張するが…。昭和初期、戦争へ傾斜する無気味な時代の流れに抗い、苦悩する次郎の青春を描く。
- Volume
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5 ISBN 9784041192078
Description
5.15事件を批判して中学を追放された朝倉先生は、上京し、年来の希望であった青年塾「友愛塾」を開く。朝倉先生留任運動の主謀者と目され退学になった次郎もまた先生の後を追って上京、学校に通う傍ら、塾を手伝うことになった。塾の運営は軌道にのったかに見えたが、2.26事件の勃発によって、時代の波に巻き込まれていく。「次郎物語」第5部は、暗い時代の中でなおも真摯に生きようとする青年次郎の姿を描いて、感動を誘う。
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