野望の帝後醍醐
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野望の帝後醍醐
(時の旅人 : 小説日本通史 / 邦光史郎著, 5の巻)
祥伝社, 1994.10
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ヤボウ ノ ミカド ゴダイゴ
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「幕府なにするものぞ」三十一歳の壮年で皇位に即いた後醍醐帝は、遠大なる野望に燃えていた。源氏が将軍三代で滅びた折、後鳥羽帝が目指し志半ばで潰えた“王政復古”—つまり天皇親政の再建である。鎌倉幕府はいまだ北条氏が天下を掌握していたが、二度の蒙古襲来により、政権基盤が揺らぎつつあった。元弘三年(一三三三年)、後醍醐帝は二度の挫折にもめげず、楠木正成、新田義貞、足利尊氏の挙兵に助けられ、ついに討幕を果たした。しかし、数奇な生涯を歩む後醍醐帝を待ち受けていたのは、皇位に二帝が即くという、前代未聞の南北朝の動乱であった…。悲運の源氏三代から室町幕府の盛衰、戦国下剋上の到来を描く。
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