現代財政の構造と運動 : 日本財政の国際的特質
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現代財政の構造と運動 : 日本財政の国際的特質
(SERIES現代経済分析, 2)
批評社, 1994.10
- タイトル読み
-
ゲンダイ ザイセイ ノ コウゾウ ト ウンドウ : ニホン ザイセイ ノ コクサイテキ トクシツ
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内容説明・目次
内容説明
17世紀中葉の内乱期に身をおいたT.ホッブズは、国家を「リヴァイヤサン」という怪物になぞらえ、強力な主権を頭悩とし、国庫を心臓、歳出を動脈、歳入を静脈、そして貨幣を血液とする理想的な国家を描いて見せた。現代国家の財政は、ホッブズの時代とは比較にならないほど巨大化・多様化し、複雑に錯綜している。1970年代から90年代初頭にかけて戦後体制の国際的枠組みが崩壊し、世界経済の構造的変換が現代国家の財政に大きな影響を及ぼしている。日本の国家財政を欧米資本主義国家と比較しつつその構造的特質と運動を解明した現代財政論の新展開。
目次
- 序章 現代財政の成立と入本財政の特質—1890年〜1960年
- 1章 社会保障費を軸とする経費の膨張と抑制
- 2章 国民負担—増大から抑制へ
- 3章 変容する国と地方の財政関係
- 4章 財政収支の変動と公債の累積
- 終章 現代財政の構図
「BOOKデータベース」 より