自由上海支援戦争
著者
書誌事項
自由上海支援戦争
(C novels)
中央公論社, 1993.9
- 上
- 下
- タイトル読み
-
ジユウ シャンハイ シエン センソウ
大学図書館所蔵 件 / 全3件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784125002491
内容説明
株式の暴落を発端に上海で騒乱が発生。市内の暴動は農村にも飛び火し、役人に反感を持つ市民と農民の大規模な動乱へと発展する。だがこの内戦は、元紅衛兵で香港闇社会のボス、紅将軍一派によって巧妙に煽動されたものであった。北京政府に対抗して成立した自由上海政府は、日中で係争中の領土、尖閣諸島に放送施設を設置。その結果、日本は社会主義中国と資本主義中国の内戦に巻き込まれる。さらに世界からは、上海をめざす救援民間機の護衛に、航空自衛隊の出撃を望む声があがるが。
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784125002507
内容説明
革命の主役は、戦闘機でも戦車でもなく、発達したコンピュータと通信網だった。共産政権の防戦をよそに、日本のパソコン通信を通じて、大陸全土に怒涛のごとく情報を送り込む中国反体制派。各地で発生する民衆の蜂起。日本政府は、市場経済を標榜する中国新政権の全面的支援に踏み切り、軍事力の投入を決断する。上海郊外に防衛ラインを形成する陸自90式戦車、重慶の共産党司令部にピンポイント爆撃を敢行する空自イーグル部隊。最後の社会主義大国崩壊に、日中戦争の悪夢は甦るのか?
「BOOKデータベース」 より