男性作家を読む : フェミニズム批評の成熟へ
著者
書誌事項
男性作家を読む : フェミニズム批評の成熟へ
新曜社, 1994.9
- タイトル別名
-
Women reading male Japanese writers
- タイトル読み
-
ダンセイ サッカ オ ヨム : フェミニズム ヒヒョウ ノ セイジュク エ
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注記
その他の著者: 関礼子, 金井景子, 根岸泰子, 漆田和代, 沼沢和子, 千種・キムラ-スティーブン, 坂田千鶴子, 小林富久子
文献等の注: 各章末
人名索引, 作品名・誌名索引: 巻末p1-5
収録内容
- 誘惑と告白 : 『新生』のテクスト戦略 / 江種満子 [執筆]
- 男性=男声物語としての『人間失格』 / 関礼子 [執筆]
- 聴く男・語る女・書く男性作家 : 徳田秋声『縮図』を読む / 金井景子 [執筆]
- 他者としての〈女〉たち : 小林秀雄『オフェリヤ遺文』を読む / 根岸泰子 [執筆]
- 『半日』(森鴎外)の磁場 / 漆田和代 [執筆]
- 『お目出たき人』の恋と『世間知らず』の結婚 / 沼沢和子 [執筆]
- 『范の犯罪』(志賀直哉)と性の政治(ジェンダー・ポリティクス) / 千種・キムラ-スティーブン [執筆]
- 『悲しみの代価』(横光利一)をめぐる性とテクストの政治学 / 坂田千鶴子 [執筆]
- 金子光晴におけるジェンダーと境界的思考 : 「自伝三部作」を中心に / 小林富久子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
「名作」の深層にひそむ罠、戦略、可能性。島崎藤村、太宰治、金子光晴ら男性作家の文学テクストに対峙しつつ、フェミニズム批評の成熟へむけて女性たちのことばを精緻に織り上げる。
目次
- 誘惑と告白—『新生』のテクスト戦略
- 男性=男声物語としての『人間失格』
- 聴く男・語る女・書く男性作家—徳田秋声『縮図』を読む
- 他者としての〈女〉たち—小林秀雄『オフェリヤ遺文』を読む
- 『半日』(森鴎外)の磁場
- 『お目出たき人』の恋と『世間知らず』の結婚
- 『范の犯罪』(志賀直哉)と性の政治
- 『悲しみの代価』(横光利一)をめぐる性とテクストの政治学
- 金子光晴におけるジェンダーと境界的思考—「自伝三部作」を中心に
「BOOKデータベース」 より