Bibliographic Information

平家物語

光瀬龍 [著]

(角川文庫)

角川書店, 1987

  • 巻之1
  • 巻之2
  • 巻之3
  • 巻之4
  • 巻之7

Title Transcription

ヘイケ モノガタリ

Available at  / 3 libraries

Description and Table of Contents

Volume

巻之1 ISBN 9784041395172

Description

清盛の父・平忠盛は、強大な武力と資力を背景に、平安の貴族社会の中で、次第に台頭していく。元服を終えたばかりの少年清盛も、紫宸殿に現れ、殿上人を脅かすもののけを退治したり、逞しく成長していった。やがて、激しく恋いこがれた、美しい雅子と結婚し、2人の息子をもうけた。だが、平隠のときは短かく雅子は病没し、清盛は深い悲しみに襲われた。壮大華麗な一門の興亡の物語を、現代に再現する“光瀬版平家”巻之一。歴史大河ロマン。
Volume

巻之2 ISBN 9784041395189

Description

1153年1月の雪の日、清盛の父忠盛が病没した。父の跡を継いだ清盛は、伊勢平氏の総帥となり、この時、36歳の働き盛りであった。父の死後3年目、皇室内部、崇徳上皇と後白河天皇との対立が激化し、各々の勢力に連なる摂関家、藤原氏も互いに争い、ついに保元の乱が起こった。後白河側についた清盛は大勝し、その力は増大した。清盛の子、重盛は、この戦で18歳の初陣を飾った。歴史の流れは一大転換期を迎えようとしていた。“光瀬版平家”巻之二。歴史大河ロマン。
Volume

巻之3 ISBN 9784041395196

Description

時代は移りつつあった。保元の乱に敗れた崇徳上皇や藤原頼長は失踪、京には血なまぐさい風が吹き荒れた。勝利した後白河天皇の側近・藤原信西は絶大な陰の権力者となった。清盛と共に戦った源義朝は信西と対立、摂関家追い落しで一致していた院と信西との間にも争いが起こり、清盛は人生の重大な岐路に立たされた。その後、義朝は信西を討ちとり、清盛は義朝討伐に出陣した。世に言う平治の乱であった…。歴史大河ロマン。
Volume

巻之4 ISBN 9784041395202

Description

平家一門の栄耀栄華はつづいていた。一門の頂点に立つ清盛は、花に遊ぶ蝶のように美しく舞い唄う、祇王・祇女姉妹に耽溺していた。その頃、東山の深い山あいにある俊寛僧都の鹿が谷の山荘では、後白河法皇を中心にして平家覆滅の陰謀がめぐらされてした。しかし、企ては清盛に伝わり、加わった者は次々と捕えられ処刑された。だが、清盛の心は晴れなかった。反平家勢力の大本である、後白河法皇をおさえこまなくては意味がないのだ。法皇との対決は深まっていった…。歴史大河ロマン、“光瀬版平家”巻之四。
Volume

巻之7 ISBN 9784041395233

Description

治承5年、栄華を誇った平家の時代は終ろうとしていた。高熱を出して病床についた清盛は、遂に息を引きとり、その後、三男の宗盛が平氏の総帥となり家督を継いだ。平氏一族の動揺は大きかった。一方、源行家は以仁王の令旨を奉戴し、知盛が率いる平家軍と尾張川で対決するが惨敗してしまう。木曽に逃げた行家は、土地の武士に反平家の思想を吹きこみ、木曽に拠を構える義仲は京都進攻の機を狙っていた。そして、源平の戦いは、倶利伽羅峠で一大決戦を迎えようとしていた…。天下を取るのは誰か。歴史大河ロマン。

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  • 角川文庫

    角川書店 1949-

    Available at 1 libraries

Details

  • NCID
    BN1149885X
  • ISBN
    • 4041395178
    • 4041395186
    • 4041395194
    • 4041395208
    • 4041395232
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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