年齢意識の社会学
著者
書誌事項
年齢意識の社会学
(りぶらりあ選書)
法政大学出版局, 1994.11
- タイトル別名
-
How old are you? : age consciousness in American culture
- タイトル読み
-
ネンレイ イシキ ノ シャカイガク
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注記
原著(Princeton University Press, 1989)の全訳
索引: 巻末p1-5. 原注: 巻末p6-43. 図版: 巻頭p[vii-xvi]
内容説明・目次
内容説明
人は、いつから誕生日を祝うようになったのか。誰も自分の年齢を、ましてや他人の年齢を気にすることのなかった19世紀前半以前から、年齢が社会の諸制度と結びついて、年齢差別(エイジズム)を生み出すにいたった今日まで、アメリカ文化における年齢意識の変遷を描く、教育、医療、労働から大衆文化にもわたって、豊富かつ広範な資料を駆使して年齢と社会・文化のかかわりを跡づけた本書は、高齢社会を目前にしたわが国の読者にも多大の示唆を与える。
目次
- 1 ぼやけた年齢差—1850年以前のアメリカ社会
- 2 年齢階級の起源—医学と教育
- 3 年齢規範とスケジュール化—1890年代
- 4 年齢規範の強化—1900年〜1920年
- 5 同輩仲間社会の出現
- 6 年齢相応の振る舞い—1900年〜1935年の文化
- 7 アメリカのポピュラー音楽にみられる年齢意識
- 8 過去4、50年間の継続性と変化
「BOOKデータベース」 より