阿呆らしい死ねるかい
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書誌事項
阿呆らしい死ねるかい
近代文藝社, 1994.9
- タイトル読み
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アホラシイ シネルカイ
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内容説明・目次
内容説明
戦争という異常事態がなければ、人はあまりしないであろうことを経験したので、記憶が風化しないうちにと思い、引揚げ直後にメモしておいたものを基に、書き綴ったものがこの記録である。いま読み返してみると、私という一人の人間が極限状態におかれた場合に如何かる反応を呈したかの記録であり、私の深層心理の露呈でもある。
目次
- 第1部(召集令状;我が国の軍隊;日雇労務者;これが第一線;山河放浪;捕虜生活)
- 第2部(父帰る;柳中尉の自決;混沌;程大人;ダバイ;近隣の人々;ソ連兵の押込強盗;素人商売;私の目に映った蒋介石軍(中央軍);餞別;探知機の裏をかく;引揚列車;LST母船にて;思い出—一 関東軍へ納入;思い出—二 満州歯磨の面々;明日は上陸)
「BOOKデータベース」 より