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天平のペルシア人

杉山二郎著

青土社, 1994.11

タイトル読み

テンピョウ ノ ペルシアジン

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内容説明・目次

内容説明

あるときは亡命王族、あるときは外科医、あるときは魔術師、あるときは音楽家、あるときは美貌の僧侶、あるときは一攫千金を夢見る企業家…。蘇我馬子や空海や鑑真、法隆寺や薬師寺や大仏の影にうごめくペルシア人たち。シルクロードから中国・朝鮮を越えて古代日本にやってきたかれらの姿を、さまざまな文献を駆使して浮かびあがらせ、開かれたユーラシア世界と「国際国家日本」の原像を復元。

目次

  • 序章 わが国の渡来人の系譜を探る
  • 第1章 東アジア圏の開かれた世界
  • 第2章 飛鳥石造遺物とペルシア人
  • 第3章 鞍作鳥とペルシア文化
  • 第4章 壬申の乱始末と薬師寺金堂本尊ならびに法隆寺壁画
  • 第5章 長安を模倣した藤原京と岡寺義淵
  • 第6章 玄〓と「幻人」李密翳の登場
  • 第7章 奈良大安寺のもつ国際性
  • 第8章 西域風音楽の流入
  • 第9章 伎楽の起源とその内容
  • 第10章 遥けき大巨像の道をたどる
  • 第11章 ペルシア人実忠の登場
  • 第12章 鑑真と随伴してきたペルシア人
  • 第13章 ペルシア系パルティア人安姓を名のる人たち
  • 第14章 胡人安如宝の正体
  • 第15章 唐招提寺のひめる謎

「BOOKデータベース」 より

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