高志と孝一 : てんとう虫が見た青春
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書誌事項
高志と孝一 : てんとう虫が見た青春
(ほるぷ創作文庫)
ほるぷ出版, 1990.3
- タイトル読み
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タカシ ト コウイチ : テントウムシ ガ ミタ セイシュン
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内容説明・目次
内容説明
高志が前を歩く孝一の、右足をかばうような歩き方に「おやっ」と思ったのは、K市最大の夏祭りの日だ。それからの1年、この仲のよいいとこ同士の中学生を襲った運命は悲情なものだった。1年後のうちわ祭りのころ、孝一は大学病院で2度めの脳の大手術という、原因不明の病に冒されていた。高志は、病気と闘う孝一に心を残しながら誘われるまま、盲目の女子学生や孝一の兄らと雲取山に登り、その女性のナイーヴな感性や生きる姿勢に感動し、また先輩たちが導いてくれる映画や読書や絵画の世界に目を大きく開かれていくのだった。小学校高学年から。
「BOOKデータベース」 より