未完のゾルゲ事件
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未完のゾルゲ事件
恒文社, 1994.12
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ミカン ノ ゾルゲ ジケン
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『ゾルゲ事件』関係年表: p359-366
参考文献: p367-374
Description and Table of Contents
Description
「ゾルゲ事件」とは、いったい、いかなる事件だったのか…。現代史の「闇の部分」に光を当て、歴史の教訓を鋭く問う。太平洋戦争開戦前夜、日本官憲により、赤色スパイ容疑で大量35人が摘発され、その首謀者と目されたR・ゾルゲと尾崎秀実は極秘裁判で死刑を宣告された。事件は、戦時中のみならず、戦後も東西の冷戦構造のなかで反共政策に利用されたため、末だに真相の完全解明は成っていない。「反戦・平和」実例のため、必死の情報工作に身を挺して殉じた二人の処刑から、五十年。いま、過去の経緯を総括的に再検証し、新発掘の資料や証言を駆使して、事件の謎の徹底共明に挑む。
Table of Contents
- 第1章 伊藤律の遺稿
- 第2章 諜報員の終着駅
- 宮城与徳、生と死
- 第4章 検証・ゾルゲ情報
- 第5章 暗黒裁判、その実態
- 第6章 「赤狩り」の犠性者
- 第7章 名誉回復への道
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