政治は途方に暮れている : その理念と現実
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政治は途方に暮れている : その理念と現実
(NHKブックス, 723)
日本放送出版協会, 1994.12
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セイジ ワ トホウ ニ クレテ イル : ソノ リネン ト ゲンジツ
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注記
引用文献: p209-213
内容説明・目次
内容説明
病みあがりの、国民の選択なき混迷が続く日本政治。「政府ありて国民なし」と嘆じたのは、福沢諭吉であった。私たちは、この転形期をどう読み解くのか。一体、政治改革から何を改革するのか。政治蘇生の原点とは何なのか。本書は、倫理の学としての“在野の政治学”に立つ著者が、制度や運動ではなく、「私たちの今」「自己の内なる政治的なもの」への問いから発し、「事実と理念」の側から、生き方としての文化選択を視野に入れ、政治のあるべき姿を省察する。
目次
- 第1部 「政府ありて国民なし」—病む政治、病みあがりの政治のあとに
- 第2部 国境を越えてすべきこと—湾岸戦争以降のPKO
- 第3部 「政治の言葉」というもの—転形期をどう見るか
- 第4部 リベラリズムとは何か—政治学と政治思想の視座から
「BOOKデータベース」 より