マルチメディア・クライシス : モビリティをめぐる日米欧の標準化戦争
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マルチメディア・クライシス : モビリティをめぐる日米欧の標準化戦争
ベストセラーズ, 1994.12
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マルチメディア ・ クライシス : モビリティ オ メグル ニチベイオウ ノ ヒョウジュンカ センソウ
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内容説明・目次
内容説明
本書で書きたかったのは、交通の視点から見たマルチメディア論である。マルチメディアには実体がないとの批判がある。しかし、交通には、事故・渋帯・環境といった解決を迫られている重大な課題があり、車と道の双方向通信というマルチメディアは、その解決となりばかりか、二十一世紀の社会・経済・生活に計り知れない影響を与えることができる。しかも、欧米がすさまじい勢いで技術開発に取り組んでいるのみならず、既に基本特許と国際標準化をめぐる戦いも始まっているのである。課題、技術、社会変革、競争、国際標準化—交通の分野では、マルチメディアに関するすべてのテーマが具体的な形をしている。本書はマルチメディア批判へのひとつの答えである。
目次
- プロローグ 西暦2001年の「落日」
- 1 アメリカを変貌させる史上最大のプロジェクト
- 2 知られざる欧州の実力
- 3 日本の次世代道路交通システム
- 4 情報ハイウェイと道のマルチメディア化
- 5 ついに火蓋を切る国際標準化戦争
- 6 二十一世紀の日本が歩むべき新たなる道
「BOOKデータベース」 より