権力とユートピア : ロシア知識人の肉声

書誌事項

権力とユートピア : ロシア知識人の肉声

川崎浹著

(同時代ライブラリー, 213)

岩波書店, 1995.1

タイトル読み

ケンリョク ト ユートピア : ロシア チシキジン ノ ニクセイ

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注記

ロシア(1992-93年): p267-274

内容説明・目次

内容説明

ソ連邦と共産主義理念の崩壊は、ロシア知識人にアイデンティティの喪失と、権力を通したユートピアの実現への絶望とメシアニズムへの懐疑を生んだ。今世紀最大の激動と混迷に果敢にたちむかう人々の思索と行動を明らかにした本書は、表面的な現象をこえて人類の課題に迫る。書下し。

目次

  • 1 20世紀を生きる薔薇の苦役
  • 2 ペテルブルグは残酷な刑罰の街・歴史の痛点
  • 3 どこへ行くかCIS(独立国家共同体)とEU(欧州連合)
  • 4 市場経済はロシア人の精神と気質に合わない
  • 5 ユートピアの崩壊とポスト・モダニズム
  • 6 国民投票とメーデー事件のあとで
  • 7 ソビエト権力に抗した『コンチネント』はどこへ向かう?
  • 8 権力にありついたユートピアン
  • 9 収容所はソ連体制の原型か墓場か
  • 10 ロシアはどこから来てどこへ行くのか

「BOOKデータベース」 より

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