津軽三味線の誕生 : 民俗芸能の生成と隆盛
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書誌事項
津軽三味線の誕生 : 民俗芸能の生成と隆盛
(ノマド叢書)
新曜社, 1995.1
- タイトル別名
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津軽三味線の誕生 : 民俗芸能の生成と隆盛 / 大條和雄著
- タイトル読み
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ツガルジャミセン ノ タンジョウ : ミンゾク ゲイノウ ノ セイセイ ト リュウセイ
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内容説明・目次
内容説明
北国の地吹雪の中で生まれ、荒々しくかつ哀しい音色で、激しく魂を揺さぶる津軽三味線。本書は、三十余年に及ぶ聞き書きを重ね、津軽三味線の始祖が秋元仁太郎(通称、神原の仁太坊)であり、伝統的な〈弾く〉三味線から〈叩き〉奏法による津軽三味線が成立する様をつきとめ、ヴェールにつつまれていた津軽三味線の全貌を明かす。維新文明開化に、諸文化が習合する北国で、力強く花開く民俗芸能の生きた姿を描き出す。
目次
- 「津軽三味線塚」の建立
- 仁太坊の幼年時代—津軽・神原の歴史と風土
- 失明と当道座制度
- 維新動乱と芸能の開放
- 仁太坊の八人芸
- イタコのマンを娶る
- エフリコキ精神と叩き奏法の開発〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より