鴨長明
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書誌事項
鴨長明
(講談社学術文庫, [1164])
講談社, 1995.2
- タイトル読み
-
カモノ チョウメイ
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注記
1984年新典社刊を底本とする
略年譜: p258-260
内容説明・目次
内容説明
隠者文学の代表作といわれる『方丈記』の作者鴨長明は、京都下鴨社社家の次男。自閉的な性格で妻子とも三十代の初めに離別した。詩歌管絃にすぐれ、歌人としても活躍したが、五十歳のとき下鴨社の人事異動に敗れ、大原に移って出家した。晩年の著作『方丈記』『無名抄』『発心集』に彼の独自な生き方を読みとることができる。生涯、心の救済と格闘し続けた数奇者としての長明の一生を縦横に描いた好著。
目次
- 幼年期
- 孤児
- 出発期
- 異性体験
- 大火と辻風
- 都遷り
- 飢餓と戦乱
- 歌林苑
- 三十歳前後
- 三十代
- 中原有安
- 四十代へ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より