ザ・クーデター : 政権奪取を巡る極秘計画の明暗
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書誌事項
ザ・クーデター : 政権奪取を巡る極秘計画の明暗
(グリーン・アロー・ブックス)
グリーンアロー出版社, 1992.7
- タイトル読み
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ザ クーデター : セイケン ダッシュ オ メグル ゴクヒ ケイカク ノ メイアン
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注記
戦後クーデター史年表・参考文献:p272〜307
内容説明・目次
内容説明
世界史をひも解いてみると、人類の歴史は“クーデターの歴史”であるといっても決して過言ではないほど、クーデターが頻発している。クーデターは支配階級のなかにおける、武力を背景にした権力の奪取である。つまり、時の権力者に対して飽き足りない、次の権力をねらう野心家が、抜き打ち的に権力を奪取する行為であり、しばしば血で血を洗う武力行使を伴っている。本書では、第2次世界大戦後に起きたクーデーターに焦点を当て、大戦直後の王制打倒クーデター、CIAとKGBが裏で暗躍したクーデター、そして世界中に衝撃を与えたソ連のクーデターなど、著者が集めた戦後396件の中の主なクーデターについて、成功・不成功の原因を検証してみた。
目次
- 1 超大国で起きたクーデター未遂事件(世界を震えあがらせたソ連のクーデター未遂事件;文化大革命で中国No.2に躍進した林彪のクーデター未遂と死の謎;戦後日本で起きた3件のクーデター未遂事件)
- 2 冷戦体制下におけるクーデター事件の背景(冷戦構造のなかで暗躍したCIAとKGBの確執;中近東で成功した2件の王制打倒クーデター;パレスチナ・ゲリラに対抗したヨルダン国王の逆クーデター ほか)
- 3 クーデター多発国の実情
- 4 クーデター・ア・ラ・カルト(鬼の居ぬ間のクーデター;困難な押しかけクーデター;クーデター首謀者の階級と任期;断然多いアフリカ地域;クーデターは『乾季』がお好き;多発国もカトリックは休日を避ける?;クーデターと1人当たりGNPとの関係)
「BOOKデータベース」 より