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球体と亀裂

笠井潔著

情況出版, 1995.1

タイトル読み

キュウタイ ト キレツ

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内容説明・目次

内容説明

既成のジャンルを自在に越境し、游撃する知性、笠井潔が、「球体と亀裂—大江健三郎論」三百五十枚を中心に、坂口安吾、野間宏、大岡昇平、福永武彦、吉行淳之介から村上春樹、村上龍までを論ずる。

目次

  • 球体と亀裂—大江健三郎論
  • 日本的なるものと死—坂口安吾論
  • 過激主義の運命—野間宏論
  • 風景の変容と法—大岡昇平論
  • 愛の三角形という陰蔽—福永武彦論
  • 性の錬金術—吉行淳之介論
  • 鼠の消失—村上春樹論
  • パラレルワールドの「ダチュラ」—村上龍論

「BOOKデータベース」 より

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