「退き際」の研究
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「退き際」の研究
(講談社文庫)
講談社, 1993.2
- タイトル読み
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ヒキギワ ノ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
経営者の「出処進退」は、いかにあるべきか。東京ガス安西家の〈世襲〉、五島東急の〈解体〉、日航伊藤前会長の〈挫折〉など、企金内権力の移転に働く力学を実例で考察する。ともすると技能や職能の継承ではなく、特定ファミリー内部での政権交代が行なわれるだけに、「退き際」のあり方を、現代にあてはめて鋭く問う。
目次
- 序 世紀末日本を襲う「世襲社会」
- 公私截然の男、太田垣士郎・関西電力初代社長
- 東京ガス・安西ファミリーの弁明
- ホンダ3代「社長交代の流儀」
- 東急・五島家3代「世襲の帳尻」
- 日本航空・伊藤淳二の469日
- 「昭和」の偶像・中内功の行動原理
- 帝人・大屋晋三「永久政権」の負の遺産
- 最後の保守政治家・大平正芳の「原罪意織」
「BOOKデータベース」 より