恋と賭博の修業
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恋と賭博の修業
(河出文庫, . { カザノヴァ回想録 / ジャック・カザノヴァ[著] ; 窪田般弥訳||カザノヴァ カイソウロク } ; 第2巻)
河出書房新社, 1995.2
- タイトル別名
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Histoire de ma vie
- タイトル読み
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コイ ト トバク ノ シュウギョウ
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内容説明・目次
内容説明
十九歳のカザノブァは、去勢歌手ベルリーノに出会い、彼が女性であることを暴いて恋人にする。その後、僧職を諦めて軍隊に入隊した彼は、トルコのコンスタンチノープルへ同行し、哲学者ユズフ・アリや踊り子、水浴をする三人のニンフなどに出会う。異国情緒も束の間、帰途のコルフーでF夫人の寵愛を得るために涙ぐましい努力を重ねた後、ヴェネチアに戻って伯爵令嬢や百姓娘に愛情を注ぐ。こうして彼は活気に満ち溢れた青春を享受しつつ、恋の修業を続けていく。
目次
- アンコーナでの短かく、目まぐるしすぎる滞在。チェチリア。マリーナ。ベルリーノ。検疫所のギリシャの女奴隷。ベルリーノの正体。
- ベルリーノの正体。彼の身の上話。禁錮処分にあう。不本意な逃亡。リミニに戻る。ボローニャ到着。
- 僧衣をぬぎ軍服をつける。テレザ、ナポリに出発。わたしはヴェネチアに向かい祖国の軍隊に入る。コルフー行きの船に乗る。下船しオルサラを散策〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より