生きるかなしみ
著者
書誌事項
生きるかなしみ
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1995.1
- タイトル読み
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イキル カナシミ
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内容説明・目次
内容説明
人は誰でも心の底に、さまざまなかなしみを抱きながら生きている。病や老いだけでなく、ほんの小さなことや、時には愛するがためのかなしさもある。今、大切なことは「生きるかなしさ」に目を向け、人間のはかなさ、無力を知ることではないだろうか。「生きるかなしみ」と真摯に直面し、人生の幅と厚みを増した先人達の諸相を読む。
目次
- 断念するということ(山田太一)
- 或る朝の(吉野弘)
- 覚悟を決める・最後の修業(佐藤愛子)
- めがねの悲しみ(円地文子)
- 私のアンドレ(時実新子)
- 兄のトランク(宮沢清六)
- 二度と人間に生まれたくない(宇野信夫)
- 太宰治—贖罪の完成(五味康祐)
- 山の人生(柳田国男)
- 『秘められた日記』から(アンドレ・ジッド)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より