知の論理
著者
書誌事項
知の論理
東京大学出版会, 1995.4
- タイトル別名
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Intellectual paradigms of the twentieth century
知の三部作
- タイトル読み
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チ ノ ロンリ
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注記
その他の標題は標題紙裏による
東京大学教養学部文科系1年生の「基礎演習」のためのサブ・テキストとして出版された『知の技法』の続編 (「知の三部作」第二作)
参考文献等: 各章末
内容: はじめに(小林康夫, 船曳建夫), 第I部: 論理の発明, 第II部: 限界の論理・論理の限界 -- 20世紀の方法原理(疑う「論理を行為する」-意味する「構造とリズム」), 第III部: 多元的論理に向かって -- ダブル・バインドからカオスまで(ダブル・バインド「こころを生けどる論理」-カオスの論理「カオスとはなにか」), 第IV部: 歴史のなかの論理 -- 他者の論理・創造の論理(自己と他者「フィクションとしての他者」-科学/技術の論理「ポスト・ベーコンの論理とは?」), 第V部: 論理のプラクシス -- 論理を読む・論理を書く(「論理の応用」, 論理を読む「実践としてのテクスト分析」-論理の技法「卒業論文をどう書くか」), 結び: 結んで/開いて, 執筆者紹介
収録内容
- 論理の発明 : 20世紀の知のダイナミクス / 小林康夫 [執筆]
- 論理を行為する : 疑いと研究 : 疑う / 野矢茂樹 [執筆]
- 見ることの限界を見る : 現象学とアウシュヴィッツ : 見る / 高橋哲哉 [執筆]
- 認知と神経の「場」 : 自己組織的人間学 : 知覚する / 下條信輔 [執筆]
- 言葉が身体と化す : 精神分析とファンタスムの論理 : 表象する / 石光泰夫 [執筆]
- 構造とリズム : ソシュール vs. クレー : 意味する / 石田英敬 [執筆]
- こころを生けどる論理 : ベイトソンと精神のエコロジー : ダブル・バインド / 佐藤良明 [執筆]
- 生成する複数性 : バフチンとポリフォニックな「若さ」 : 対話原理 / 桑野隆 [執筆]
- 紫上の運命を縫いつける : 『源氏物語』の「語り」と「物」 : 物語の論理 / 藤井貞和 [執筆]
- 神話論理から歴史生成へ : 文化人類学と成熟 : 構造の論理 / 山下晋司 [執筆]
- 市場原理と共同体の問題 : 商品交換形式を超えるもの : 交換の論理 / 丸山真人 [執筆]
- カオスとはなにか : 複雑系の科学へ : カオスの論理 / 金子邦彦 [執筆]
- フィクションとしての他者 : オリエンタリズムの構造 : 自己と他者 / 丹治愛 [執筆]
- 剣闘士のエロティシズム : 歴史のなかに欲望を読む : 歴史の現実 / 本村凌二 [執筆]
- 「型」の日本文化論 : 対話を通して身体を見る : 型の論理 / ドゥ・ヴォス, パトリック [執筆]
- フォーディズムと日本的経営 : 変容する労働観を追う : 産業の論理 / 松原隆一郎 [執筆]
- 「現在」のナルシシズムに抗して : フーコーと不連続の歴史 : エピステーメ / 増田一夫 [執筆]
- ポスト・ベーコンの論理とは? : 21世紀の知の論理 : 科学/技術の論理 / 村田純一 [執筆]
- 論理の応用 / 船曳建夫 [執筆]
- 実践としてのテクスト分析 : 『痴人の愛』の論理 : 論理を読む / 小森陽一 [執筆]
- 歴史のエクリチュール : 「女の場」をめぐって : 論理を書く / 長谷川博子 [執筆]
- 卒業論文をどう書くか : 執筆と評価 : 論理の技法 / 長谷川寿一 [執筆]
- 結び : 結んで/開いて / 船曳建夫 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
続『知の技法』21世紀知のダイナミズムへ。激動する世界のそれぞれの現場で、多元的な論理、限界の論理、ダイナミックな歴史の論理が求められている。20世紀の「知」の創造を総括し、新しい知の論理を求めて旅立つ—東京大学教養学部からの挑戦第2弾。
目次
- 第1部 論理の発明—20世紀の知のダイナミクス
- 第2部 限界の論理・論理の限界—20世紀の方法原理
- 第3部 多元的論理に向かって—ダブル・バインドからカオスまで
- 第4部 歴史のなかの論理—他者の論理・創造の論理
- 第5部 論理のプラクシス—論理を読む・論理を書く
「BOOKデータベース」 より