中世年貢制成立史の研究

書誌事項

中世年貢制成立史の研究

勝山清次著

塙書房, 1995.2

タイトル読み

チュウセイ ネングセイ セイリツシ ノ ケンキュウ

大学図書館所蔵 件 / 114

この図書・雑誌をさがす

注記

所収論文の発表年次と掲載誌: p446-447

索引: 巻末

平成6年度文部省科学研究費補助金「研究成果公開促進費」の交付を受け刊行

内容説明・目次

内容説明

本書にはここ20年ばかりの間に書きとめた国衙領の官物と荘園の年貢に関する論考を収めた。各論文の執筆された時期は長期に亙っているが、大きく三つの時期に分かれる。最初は1970年代の後半、次が80年代の中頃、最後が90年代に入ってからである。それぞれ3部に分けた各部にほぼ対応しており、各部は作成年代順に並んでいる。

目次

  • 第1部 納官封家済物の弁済と徴収(「弁済使」の成立について;便補保の成立について;平安時代後期の封戸制)
  • 第2部 官物体系の改変と官物の収納(公田官物率法の成立とその諸前提;黒田荘出作田における官物収納をめぐって;黒田荘出作公田の官物率法について;国衙領における官物体系の変化をめぐって)
  • 第3部 荘園年貢の成立と年貢の特質(荘園における年貢の収納;年貢の未進・対捍と損免;中世的荘園年貢の成立)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ