尾崎秀実伝
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書誌事項
尾崎秀実伝
(教養選書, 85)
法政大学出版局, 1995.2
- 改装版
- タイトル読み
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オザキ ホツミ デン
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注記
尾崎秀実年譜: p541-551
1976年刊新装補訂版の改装版
内容説明・目次
内容説明
尾崎秀実は、1928年朝日新聞記者として上海に赴き、魯迅ら中国の知識人をはじめ、アグネス・スメドレーやリヒァルト・ゾルゲらと交わる。帰国後も中国問題を論じ、第一次近衛内閣の新体制構想に関与するなど活躍したが、41年いわゆるゾルゲ事件で検挙され、治安維持法等違反のかどで、戦争の終結を見ることなく44年死刑に処された。尾崎の終生の友人であった著者が精魂傾けて書き上げた本書で、その希有な生涯と思想が語りかけるものは何か。日本と中国、そしてアジアの将来に向けて、尾崎が問い続けた問題は、われわれの前にまだそのまま残されている。
目次
- 楠氏の末裔
- 台湾
- 第一高等学校
- 東京帝国大学法学部
- 疾風怒濤
- 思想変革
- 就職・結婚
- 上海
- 小休止
- ふたたびゾルゲと
- 組織と活動〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より