小説琉球処分
著者
書誌事項
小説琉球処分
(ケイブンシャ文庫)
勁文社, 1995.3
- 上
- 下
- タイトル読み
-
ショウセツ リュウキュウ ショブン
大学図書館所蔵 件 / 全5件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
この文庫はファラオ企画版を底本とした
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784766921687
内容説明
明治4年、全国に廃藩置県が施行された。だが、琉球だけは島津氏支配下の「琉球」の立場と、明・清などに対する独立国「琉球国」の顔を持っていた為、明治政府にとってその処遇は外交問題をはらむ難問だった。一方、琉球は旧体制を守り、中国との関係を断つ事に強い抵抗を示す。やがて、宮古島民が台湾で殺害された事件をもって、明治政府は台湾へ出兵を強行したが—。
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784766921694
内容説明
明治8年、政府は支配統治の進まぬ琉球藩に松田道之を派遣した。清との外交関係を断絶し、年号の使用統一をはかり、職階制を施行する等の明治政府の意向に服従させる為であった。琉球は、旧体制を保持すべく藩主・尚泰の上京を拒むなど必死の抵抗をみせる。だが、様々な遅延策に業をにやす明治政府は、ついに処分官、警察官などの軍隊を派遣してきた—。
「BOOKデータベース」 より