旅路
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旅路
(角川文庫)
角川書店, 1989.1
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タビジ
大学図書館所蔵 件 / 全7件
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上BK/913.6/H64/11206232560,
中BK/913.6/H64/21206232579, 下BK/913.6/H64/31206239026 -
上UOASJ J 783 Hi 017 / 1UM1575479,
中UOASJ J 783 Hi 017 / 2UM1575480, 下UOASJ J 783 Hi 017 / 3UM1575481 OPAC
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上A913.6||H743||1WD;9981033920,
中A913.6||H743||2WD;9981033938, 下A913.6||H743||3WD;9981033946 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784041630099
内容説明
大正14年11月の朝、北海道手宮駅で貨物掛をしている室伏雄一郎は、真新しいラシャ服に身をかため、父と母の二つの骨壷を持って函館本線の乗客になった。雄一郎は小学校を出ると無給の駅員見習をし、やっと本雇になり、今、故郷の南紀州の室伏家の先祖代々の墓に両親の骨を納めるために旅立つのであった。広大な原野を突っ走るSL。北海道の鉄道を舞台に、大戦をはさんだ激動の時代を力強く生きる人々を描く、愛と感動のドラマ。
- 巻冊次
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中 ISBN 9784041630105
内容説明
室伏雄一郎は、両親の故郷、南紀州尾鷲の素封家中里の次女有里と結婚した。雄一郎は小樽から釧路へ転勤し、妹の千枝は釜たきの岡本良平と結婚。雄一郎に長男秀夫が誕生し、千枝にも7か月遅れて長女雪子が生まれた。昭和6年満州事変、翌年早々には上海事変が起こり、平穏な北海道の日々も、時代の暗雲の中に包み込まれていった。広大な原野を突っ走るSL。北海道の鉄道を舞台に、大戦をはさんだ激動の時代を力強く生きる人々を描く、愛と感動のドラマ。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784041630112
内容説明
昭和9年12月丹那トンネルが開通、室伏雄一郎は助役になった。蘆溝橋事件以来、中国大陸における戦火は拡大の一途をたどっていた。そんな中で、姉はると伊藤栄吉の婚儀が北海道で挙げられた。しかし、これが北海道での明るい最後の祝事であった。新婚早々の伊藤栄吉が、妹千枝の夫岡本良平が、そして雄一郎が、次々に出征し、大陸に渡って行った。戦火が、室伏の平和な家庭を幾十万の平和な家庭をずたずたに引き裂いていったのである。広大な原野を突っ走るSL。北海道の鉄道を舞台に、大戦をはさんだ激動の時代を力強く生きる人々を描く、愛と感動のドラマ。
「BOOKデータベース」 より