癌細胞はこう語った : 私伝・吉田富三
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癌細胞はこう語った : 私伝・吉田富三
(文春文庫, [よ-9-2])
文芸春秋, 1995.2
- タイトル読み
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ガン サイボウ ワ コウ カタッタ : シデン ヨシダ トミゾウ
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注記
年譜: p329-347
内容説明・目次
内容説明
人体に飛躍なし。そして奇跡なし。癌の治療も、最終のところで「癌細胞との共存」なのだ—癌細胞を生涯の師として、その語る言葉に耳を傾け、遂に「吉田肉腫」の発見をなしとげた世界的病理学者・吉田富三。癌細胞も人間も、同じ生命の海の中に生きる仲間だと知ったとき、不可能と思われた癌研究に遙かな地平が拓けた…。
目次
- 第1章 蜘蛛の子よ
- 第2章 いのちと個性
- 第3章 みみず鳴く
- 第4章 流れる生きかた
- 第5章 師に恵まれて
- 第6章 作業仮説と人生観と
- 第7章 国語政策への挑戦
- 第8章 医療制度への挑戦
- 第9章 “近代生命”なし
- 第10章 いのちの海へ
「BOOKデータベース」 より