朱い文箱から
著者
書誌事項
朱い文箱から
岩波書店, 1995.4
- タイトル読み
-
アカイ フバコ カラ
大学図書館所蔵 件 / 全39件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
戦争に殺された全犠牲者に、生き残った者の心は痛みつづける。五十回忌—秘めた文箱から取り出した手紙には、少女だった筆者にあてた「隣りの兄ちゃん」からの切々たる想いが綴られていた。真摯に恋をし、学問を愛し、人生を問いながら戦の海に沈んだ魂は、限りなく今を生きている。表題作の他、沖縄、朝鮮、そして「らい」など、尽きせぬ課題を自らのありかたと重ねた悲喜こもるエッセイ。
目次
- 朱い文箱から
- またしても、絣
- 待っている
- ふたつの彫刻
- 忘れられない切手
- 「記録」と「王国」
- 流人の島
- 「ご安全に」
- オカメロン
「BOOKデータベース」 より