デルスー・ウザーラ
著者
書誌事項
デルスー・ウザーラ
(河出文庫)
河出書房新社, 1995.4
- 上
- 下
- タイトル別名
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Дерсу Узала
- タイトル読み
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デルスー ウザーラ
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注記
地図: 巻末
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784309461380
内容説明
今世紀初め、シベリア・ウスリー地方の探検調査にあたったアルセーニエフは、密林のなかで原住民の猟誌デルスー・ウザーラと出会い、強くひきつけられる。シベリアの大自然のなかで獣も鳥も魚も、密林の生き物たちすべてを、ひとしく「ヒト(人)」とみなして共棲するデルスーに、アルセーニエフは高貴な人間性をみいだし、深い畏敬と愛情をこめてデルスーを活写する。
目次
- デルスー・ウザーラとの出会い 1902年の探検(ガラス谷;デルスーとの出会い;イノシシ狩り;朝鮮人村での出来事 ほか)
- デルスー・ウザーラとの再会 1906年の探検(ウスリー江をさかのぼる;旧信徒の村へ;山越え;河から海へ ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784309461397
内容説明
シベリア・ウスリー地方の探検調査に同行する原住民の猟師デルスー・ウザーラには、文明人が失ってしまった予感・予覚の能力があった。自然の運行を予感し、それにさからわずに生きる。ときには虎に話しかけ、ときには川の中の魚の表情から意味をくみとる。そんなデルスーが文明に追いつめられ、さびしく死を迎えるまでを、哀惜をこめて描きだす。
目次
- 出発
- ジギト湾のほとり
- 行進開始
- 山地にて
- 洪水
- 海辺へ帰る
- シャオケムに沿って
- タケマ
- リー・ツンビン
- おそろしい見つけ物〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より