悟りの分析 : 仏教とユング心理学との接点

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悟りの分析 : 仏教とユング心理学との接点

秋山さと子著

(PHP文庫)

PHP研究所, 1991.6

タイトル読み

サトリ ノ ブンセキ

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内容説明・目次

内容説明

「悟り」とは一つの神秘体験である。マンダラが描く、その未知なる世界への旅は、どのようにして可能なのだろうか?人間の深層心理には、自己と他者、善と悪などの対立を超える、全体的なものへの志向がひそんでいる。本書はその「全体性」を手がかりに、仏教とユングという異なる二つの思想を比較分析する。健全な自我を持たない「仮面人間」である現代日本人に、自らの内的世界に目覚め、新しい意識を創造することを呼びかける一冊。

目次

  • 1 仏教と精神分析—ユング心理学の視点から
  • 2 マンダラの世界—内なる宇宙の存在
  • 3 解脱の思想—唯識・如来蔵の解明
  • 4 ヘルメス思想の流れ—グノーシス主義と錬金術
  • 5 悟りの体験—エクスタシーの分析
  • 6 無意識的現代—仮面をかぶった人間
  • エピローグ 新しい意識の誕生

「BOOKデータベース」 より

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