完本男たちの大和
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書誌事項
完本男たちの大和
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1995.3
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-
カンポン オトコ タチ ノ ヤマト
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注記
主要参考文献: 下巻p356〜358
戦艦大和乗組員戦没者名簿: 下巻p341〜355
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784480030252
内容説明
昭和12年11月に着工した戦艦「大和」は、4年の歳月を経て、太平洋戦争の始まる昭和16年12月にすべての準備を備え終えた。すでに航空機時代に入ったといわれている時代に、この巨大戦艦は、それでも「この船が駄目な時は、日本の終わりの時」という“不沈神話”と共に、その雄姿を現わし、連合艦隊司令長官山本五十六を初め、その乗組員の男たちに各々の熱い思いを抱かせた。そして、昭和20年4月6日、沖縄への特攻に出撃した。
目次
- 1章 神話
- 2章 待機
- 3章 海戦
- 4章 特攻
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784480030269
内容説明
昭和20年4月7日、アメリカのミッチャー中将指揮下の航空隊の4次にわたる爆撃により、沖縄特攻の目的を達することなく、戦艦「大和」は午後2時23分ついに撃沈された。乗員3333名中、生存在わずか260余名といわれる。海中に投げ出され、重油の海に浮かび助かった男たち。帰国した彼らを母国の桜が迎えたが、機密保持のため、隔離される。戦後生き残った男たちの胸に去来するものは何だったのか。その足跡を丹念に追ったドキュメント。
目次
- 爆沈
- 桜
- 鎮魂
「BOOKデータベース」 より