不思議の村の子どもたち : 江戸時代の間引きや捨子と社会
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書誌事項
不思議の村の子どもたち : 江戸時代の間引きや捨子と社会
(おもしろ古文書館)
名著出版, 1995.3
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- タイトル別名
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不思議の村の子どもたち : 江戸時代の間引きや捨子と社会
- タイトル読み
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フシギ ノ ムラ ノ コドモ タチ : エド ジダイ ノ マビキ ヤ ステゴ ト シャカイ
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注記
付: 文献表
付: 索引
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784626015068
内容説明
江戸時代、支配者はなぜ捨子を禁じ、間引きを嫌ったのか。なぜそうした政策を執拗にとり続けたのか。江戸時代の村にとって、捨子や間引きはどのような意味をもっていたのか。そこにみる支配者や村びとの子ども観とは。古文書の演習書に託して語る、江戸時代の村の子どもと社会のかかわり。新しいタイプの古文書演習書シリーズ第2弾。
目次
- 捨子がいっぱい—一七世紀・捨子の登場(子売りと捨子;生類憐みの政策と捨子;不思議の村、そして大きな謎)
- 子孫を教訓せよ—一八世紀前半・『六諭衍義大意』の子ども観(儒教と「孝」の思想;室鳩巣と『六諭衍義大意』)
- 秩序確立期と捨子と社会
- 巻冊次
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2 ISBN 9784626015075
内容説明
江戸時代後半期は少子社会であった。社会とのかかわりを大切にすることが子育ての第一という著者が、捨子や間引きという江戸時代の村の一断面を活写しつつ、古文書の演習書に託して現代保育への期待を語る。
目次
- 子を愛すには—一八世紀後半・『我つえ』にみる親子像(心学と幼児教育;女房子どもは家来なり;子の愛し方;親の心を ほか)
- 神の子という思想—一九世紀前半・間引きと捨子と少子社会(間引きと堕胎;乳幼児へのまなざし;神の子という思想)
- 不思議の村の子どもたち—少子化のなかの子ども観
「BOOKデータベース」 より