書誌事項

近代日本画の光芒

岩崎吉一著

京都新聞社, 1995.5

タイトル読み

キンダイ ニホンガ ノ コウボウ

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注記

岩崎吉一主要著作 水谷長志作成:p313〜319

内容説明・目次

内容説明

本書に収録された一四篇の論文は、著者が亡くなるまでの最近10年間(1984‐93年)の日本画に関する著作だけに限られている。非常に興味深いのは、一人の研究者の心眼を通じてみた日展の三山(東山魁夷、杉山寧、高山辰雄)、ないし現代日本画の五山(上記に加えて加山又造、平山郁夫)の芸術特質の解析や位置づけである。そしてこのことはまた、「昭和日本画の全体像」の結びの部分で熱っぽく書いている戦前・戦後の日本画の変化と、その変化の必然性の論旨とも合致する。日本画は時代とともに変化しながら、日本画の特性—象徴性や装飾性—を見失わない限り、豊かに発展しつづけるだろうという著者の見識には説得力がある。

目次

  • 近代日本画の潮流(近代の美人画;大正期の細密描写;昭和日本画の全体像)
  • 巨匠たちの精華(横山大観—その生涯と芸術;村上華岳—製作は密室の祈り;小茂田青樹と大正期の日本画 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN12694092
  • ISBN
    • 4763803735
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    319p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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