少女マンガの愛のゆくえ
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少女マンガの愛のゆくえ
(光栄カルト倶楽部)
光栄, 1994.5
- タイトル読み
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ショウジョ マンガ ノ アイ ノ ユクエ
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内容説明・目次
内容説明
「エースをねらえ!」「ベルサイユのばら」「風と木の詩」…。こんなすごい経験をしたのは後にも先にもこれっきり。そしてこんな経験をした世代もこれっきり。「あの頃の少女」が書いた、セリフによる少女マンガ論。
目次
- 序章 少女漫画だった頃
- 第1章 スポ根漫画にように見えた『エースをねらえ!』が始まりだった
- 第2章 池田理代子によって、私たちは大河ドラマの気持ちよさを知ってしまった
- 第3章 「少女漫画といえば同性愛」という時代が来た
- 第4章 萩尾望都の真骨頂は少年愛ではなく正統派ドラマにあった
- 第5章 まだ「オリーブ」もない時代、「りぼん」は単なる漫画雑誌じゃあなかった
- 第6章 「マーガレット」時代の木原としえと土田よしこの影響は実は根深かった
- 第7章 「小学生からOLまで」読んでいた「別冊マーガレット」を支えていた作家たちは白泉社へと去って行った
- 第8章 講談社の読者は「漫画はしょせん漫画」と割り切ることができたから幸せだった
- 第9章 吉田秋生は女の肉体を少女の言葉で表現した作家だったが、後継者がいなかった
- 第10章 そしい少女漫画の後継者たちは少女雑誌からはばたいていった
- 終章 少女漫画がなくなってしまったので、「やおい」が受けるのだ
「BOOKデータベース」 より