蛇の巣
著者
書誌事項
蛇の巣
(Hayakawa novels)
早川書房, 1995.5
- タイトル別名
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Nest of vipers
- タイトル読み
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ヘビ ノ ス
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注記
Nest of vipers.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
ロンドンのシティで活躍する美貌の外国為替ディーラー、セーラ・ジェンセン。彼女はある日突然、イングランド銀行総裁から呼び出され、インサイダー取引の極秘調査を依頼される。シティ内の不正を内密に処理したいというのだ。疑惑の対象は大手アメリカ系マーチャント・バンク、ICBの外為部門。新しいチーフ・ディーラーが着任して以来、収益が異常に伸びているという。好奇心をかきたてられたセーラは任務を引き受け、外為ディーラーとしてICBに潜入する。だが、じつは、総裁は裏でMI6の麻薬犯罪局局長と密約をかわしていた。彼らの真の目的は、インサイダー取引に関与していると思われるイタリアン・マフィアのトップ、フィエリの尻尾を捕まえることだったのだ。そうとは知らないセーラは、ディーリング・ルームなどに盗聴器を仕掛け真相を探っていくが、疑惑の渦中にいるチーフ・ディーラー、ダンテ・スカルピラートとはからずも恋に落ちてしまう…。元敏腕女性ディーラーが、虚々実々の金融界を背景に描いた、英米で話題沸騰のサスペンス。
「BOOKデータベース」 より