赤いセーターは知っていた : フランス近年最大の冤罪事件
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書誌事項
赤いセーターは知っていた : フランス近年最大の冤罪事件
日本評論社, 1995.6
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Le pull-over rouge
- タイトル読み
-
アカイ セーター ワ シッテ イタ : フランス キンネン サイダイ ノ エンザイ ジケン
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内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784535510258
内容説明
1974年6月3日、マルセイユ郊外で8歳の少女マリー・ドロレスが乗用車に乗った若い男に誘拐された。同じころ、クリスチャン・ラニュッチは車の接触事故を起こし、そのまま逃走。2日後、マリー・ドロレスの死体が事故現場付近の茂みから発見された。残された唯一の物証は犯人が着ていた「赤いセーター」。ラニュッチは逃走の罪で逮捕されるが、マリー・ドロレス殺しを「自白」させられる。果たして「赤いセーター」とラニュッチは結びつくのだろうか。女性予審判事イルダ・ディ・マリノの下で捜査・予審が開始された。
目次
- 犯罪
- 予審
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784535510265
内容説明
ラニュッチ逮捕から、2年。世論はヒステリックなまでにこの残虐な少女殺しの「犯人」に死刑を宣告していた。重罪公判(陪審)が開始。裁判長による自白調書の朗読と接触事故現場からラニュッチを追跡したオーベル夫妻の証言が有罪を決定づけてしまう。ラニュッチに有利な証言がことごとく無視され、死刑の評決が下された。唯一の物証「赤いセーター」とラニュッチを結びつけるものは本当にあったのだろうか。もはや救いの途はないのか。事件は最悪のクライマックスを迎える。
目次
- 公判
- 執行
「BOOKデータベース」 より