人権宣言論争 : イェリネック対ブトミー
著者
書誌事項
人権宣言論争 : イェリネック対ブトミー
みすず書房, 1995.6
- タイトル別名
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Die Erklärung der Menschen‐ und Bürgerrechte
- タイトル読み
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ジンケン センゲン ロンソウ : イェリネック タイ ブトミー
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注記
原著第4版の翻訳
「新版へのまえがき」(iiip)に, 「人権宣言論争」(みすず書房, 1981)にエルンスト・カッシーラの関連論文の邦訳を加えた新版との記述あり.
内容説明・目次
内容説明
人権宣言の起源は何か。宗教改革、アメリカ革命、フランス革命を背景に、人権理念を現実の法律に転化する歴史の中の力を探る。カッシーラー論文を付す。
目次
- 人権宣言論(一七八九年八月二六日のフランスの『権利宣言』とその意義;ルソーの『社会契約論』はこの『宣言』の淵源ではないということ;『宣言』の模範は北アメリカ諸州の『権利章典』にあるということ;ヴァージニアおよびその他の北アメリカ諸州の『宣言』;フランスの『宣言』とアメリカの『宣言』との比較;アメリカの『権利宣言』とイギリスの『権利宣言』の対照性;普遍的な人権を法律によって確定せんとする観念の淵源はアメリカのイギリス人植民地における信教の自由であるということ;自然法論だけでは人および市民の権利の体系は産み出されなかったということ;人および市民の権利の体系はアメリカ革命中につくり出されたのだということ;人権とゲルマン的法観念)
- 人権宣言とイェリネック氏(エミール・ブトミー)
- 人権宣言論再論—ブトミー氏への回答(ゲオルク・イェリネック)
「BOOKデータベース」 より