書誌事項

帝都物語

荒俣宏 [著]

(角川文庫)

角川書店, 1995

新装合本版

  • 第1番
  • 第2番
  • 第3番
  • 第4番
  • 第5番
  • 第6番

タイトル読み

テイト モノガタリ

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注記

角川文庫版「帝都物語」(昭和62-平成元年)に著者が加筆・訂正をしたと記述あり

内容説明・目次

巻冊次

第1番 ISBN 9784041690246

内容説明

関東最大の怨霊・平将門を喚び覚まし帝都を破滅させる怖るべき秘術とは。日本初の風水小説にして、あらゆる叡知が結晶した大崩壊小説(カタストロフィ・ノベル)。
巻冊次

第2番 ISBN 9784041690253

内容説明

大正12年9月1日—。平将門の霊を喚び覚まし、帝都崩壊を企む魔人・加藤保憲は妖術を操り、関東に大地震を引き起こした。だが、将門の霊は完全に覚醒せず、震災後、後藤新平の放射状都市と渋沢栄一らによる地下都市という二つの壮大な帝都復興計画が開始される。しかし、加藤は再び天体を利用して、帝都完全崩壊を画策していた。将門の末裔である巫女・辰宮恵子は、この危機を察知し、風水師・黒田茂丸と共に、加藤の野望を阻止せんと起ちあがる。
巻冊次

第3番 ISBN 9784041690260

内容説明

“平将門の霊”との戦いに敗れ、加藤保憲は満州へと去った。だが、加藤の数々の秘術により、帝都の風水は脆弱し、内外から新たな魔人たちの胎動を促すことに…。一人は思想家・北一輝。血気に逸る青年将校らを背後から巧みに操り、特異な霊力で“昭和維新”を断行せんとしていた。そして、海外からは世界制覇を狙うメソニック協会の怪人・トマーゾ。“世界の眼”〈オクルス・ムンディ〉という究極の力を有し、混迷を極める帝都に恐るべき破壊工作を仕掛けてゆく—。二・二六事件から太平洋戦争まで暗黒の時代を背景に展開する大崩壊小説〈カタストロフィ・ノベル〉シリーズ第三弾。
巻冊次

第4番 ISBN 9784041690277

内容説明

昭和二十年八月十五日。第二次世界大戦の敗北は人々に大きな衝撃をもたらした。帝都は瓦礫の都市と化し、復興は困難な状況に陥っていた。しかも帝都を守護していた英霊の銅像の封印が解け、地霊や怨霊が跳梁跋扈し始める。そのさなか、“屍解”という仙術を駆り、不老不死の肉体を得た魔人・加藤保憲が再び日本へと舞い戻ってきた。いまだ覚醒せぬ“将門”の霊を地上に招喚するために—。風水という古来の叡知を詳細に紹介した大崩壊小説(カタストロフィ・ノベル)第四弾。戦後篇、堂々の開幕。
巻冊次

第5番 ISBN 9784041690291

内容説明

昭和三十年代、“安保阻止”のシュプレヒコールが谺し、修羅場と化していく東京。学生運動を統べる者たちはさらに、“国際反戦デー”に多角的武装蜂起を画策し、海外から謎の超能力者・ドルジェフを招聘した。一方、自衛隊将校となった加藤保憲は、三島由紀夫を特別訓練生として鍛え、ドルジェフ打倒のため、祖国防衛隊を結成する。しかし、三島はやがて加藤の行動が全て、“帝都壊滅”への布石であることを知り、魔人に敢然と挑むのだが…。“昭和”という時代を鋭い視点で抉る大崩壊小説、佳境へ—。
巻冊次

第6番 ISBN 9784041690307

内容説明

世紀末、一九九八年。魔人・加藤保憲は帝都完全崩壊の野望を果たすべく、海竜を駆って再び大正大震災以来の大激震を引き起こした。さらに、崇り神・将門の霊を眼醒めさせんと加藤の容赦なき殺戮は続く。だが、魔人の前には帝都の守護霊を救うべく、若き陰宅風水師・土師金鳳と三島が転生した女性・大沢美千代が立ちはだかった。帝都の命運を握る戦いの結末は。そして、地獄と化した東京にその姿を現す平将門の怖るべき真の正体とは…。破滅の予兆を孕んだ現代に警告する壮大な魔術大全、完結篇。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN1304384X
  • ISBN
    • 4041690242
    • 4041690250
    • 4041690269
    • 4041690277
    • 4041690293
    • 4041690307
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    6冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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