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ノモンハン戦

御田重宝著

(徳間文庫, お-15-3,4 . 人間の記録||ニンゲン ノ キロク)

徳間書店, 1989.12

  • 攻防篇
  • 壊滅篇

タイトル読み

ノモンハンセン

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内容説明・目次

巻冊次

攻防篇 ISBN 9784195989531

内容説明

昭和14年5月、外蒙軍が、日本の主張する国境・ハルハ河を渡ったことに端を発した、実質的な日ソ戦争がノモンハン事件であった。同時に、日本陸軍創設以来、初めて経験する近代戦でもあった。4カ月の死闘の後、日本軍は潰走し、惨敗した。当時、軍部がひた隠しに隠し、戦後、関東軍の暴挙・無策が喧伝されたこの事件の意味とは何か?なぜ軍部はこの大荒原に拘わったのか。長篇ドキュメント。

目次

  • 第1部 国境紛争と関東軍(新編成の23師団;太刀打ちできぬ火器と機動力;対立を生む辻参謀の独断)
  • 第2部 渡河作戦(酷暑の草原を進む兵士;激戦;混乱と錯誤の連続)
  • 第3部 平原の激闘(相次ぐ誤認;激戦続く;“総攻撃”も失敗;守勢態勢へ作戦変更)
巻冊次

壊滅篇 ISBN 9784195989548

内容説明

潰走に次ぐ潰走。弾薬・手榴弾尽き、援護部隊届かず。ソ軍重戦車群に対し野砲なく、食するに一物なし…。戦死傷病1万3千、部隊によっては9割余の将兵がノモンハン大平原に倒れた。統帥の過誤か?関東軍の“メンツ”ゆえの敗戦必至の玉砕戦だったのか?大東亜戦争前夜の事件を、将兵の視点から再現、帝国軍の無謀・無責任体質を告発する衝撃のドキュメント巨篇完結篇。

目次

  • 第4部 消耗戦(無責任な関東軍首脳、疲弊する将兵;ソ連軍、大攻勢開始;全滅相継ぐ)
  • 第5部 守勢から壊滅へ(断末魔の闘い;死を覚悟の“救援行”;71連隊の悲惨な最期)
  • 第6部 停戦協定(無謀だった“救出”作戦;意味の無かったノモンハンの戦い)
  • 対談・ノモンハン事件をめぐって(五味川純平・御田重宝)

「BOOKデータベース」 より

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